グランブルーファンタジーガチャ天井戦略(微課金、無課金向け)

 

はじめに

 株式会社Ⅽygamesが運営する王道スマホRPGグランブルーファンタジーには、他の多くのソーシャルゲーム同様ガチャ*1が存在する。このガチャによりプレイヤーは新たなキャラクターや武器、召喚石を入手することができる。

 さて、このグランブルーファンタジーのガチャは現在では珍しくない仕様ではあるが俗にいう天井*2のシステムがある。この仕様が実装された経緯はソーシャルゲームの歴史の中でコンプガチャ*3などと並び有名なものであるが本記事では説明しきれないため割愛する。詳しく知りたい方はアンチラ*4事件で検索していただきたい。

  このような経緯により実装された「天井」というシステムによりグラブルにおけるガチャは(キャラと武器に関しては)青天井がなくなり*5、ある程度計算できるものになった。

 そこで本記事では「フェスのたびに天井まで回すなんてできない」という大多数の無課金、微課金層へのガチャ天井戦略について筆者の独断と偏見で紹介する

 

1.基本的に天井できないときは回さない

 これは大前提であるがTwitterなどを見ていると2~3万の石しか所持していないにもかかわらずピックアップのキャラなどを狙い、結果目当てのキャラを得られず天井できる権利も無駄に使っているユーザーを多々見かける。9万以上石やチケットを持っているときに目当てのものがすぐに出たからこれ以上回さないというのは悪くないが、よほど自分の運に自信がない限りは天井前提で考えたほうが良いだろう。

 

2. グランデフェス、レジェンドフェスで天井する

 これもほぼ前提である。このグランデフェス、レジェンドフェスではSSRの出現確率が2倍になり、フェス限定の強いキャラ、武器が排出されるためである。それにたいして恒常のガチャはうま味があまりにも少ない。一応新キャラは数カ月間サプライズガチャチケットで入手できないのでどうしてもすぐに欲しいなら選択肢としてなくはないが。

 例外があるとすれば現状年2回行われる最大200回ガチャ無料キャンペーンの最終日だろう。最終日は無料で200回まで回すことができ、そこからさらにSSRが5個出るまで引けるスーパームックモードがある。これにより石やチケット50~80連分くらいで天井できるからである。ただしレジェンドフェスグランデフェスのに被らないので天井交換のラインナップはそこまで魅力的でなく、天井交換対象のキャラはたいていスーパームックモードで出てしまうが。

 

3.無課金でも年2回は天井できる

 筆者は正確なデータを持っているわけではないが、配布のチケット、無料10連などを組み合わせればたとえ無課金でも年2回は天井ができる。サプチケ購入、たまにスタレジェを回すほどの微課金の筆者は、前年からの持越し分の石、チケット、サプチケおまけの10連チケなどを合わせて2019年は5回天井まで回すことが出来た。これは古戦場は毎回最高報酬まで走る、ストイベは毎回20箱掘るなど無償で手に入る石やチケットを限界まで入手したのであまり参考にならないかもしれないが。

 

4.無料10連期間のフェスで天井を狙う

 グランブルーファンタジーは無料10連ガチャを定期的に実施しており、無料10連で回した分も天井に必要なガチャ回数に加算される。特に年末年始のグランデフェス、レジェンドフェスと〇周年の3月半ばのグランデフェスは、ガチャピンコラボで毎日最低10連、最高200連回せるので是非この期間に合わせて石やチケットを貯めておきたい。

 

5.季節限定キャラはリンクス交換チケットでの入手も考える

 リンクス交換チケットとはグランブルーファンタジー前プロデューサーの春田康一*6が運営しているMVNO会社リンクスメイトとの契約でもらえるサプチケのようなものである。詳細は他の記事で紹介するかもしれないが、半年の利用(18000~24000円程)で季節限定キャラや一部の十二神将を含めたラインナップから1体を取得できる

 他のピックアップキャラが微妙、天井までの石が足りないという時に使うことができ、石やチケの節約にもなる。

 ちなみに肝心のsimの通信速度についてはそこそこ早いという評価らしい。ただしグラブルユーザーが多いため必然的に古戦場期間中は通信が遅くなり、昼も他の格安SIMの例にもれず遅くなる。リンクス交換チケット目当てなら月10GBの通信量にグラブルなどのゲームやSNSの通信量をほぼ0にするカウントフリーオプションも付くため、速度などにこだわりがなければメイン使いもできる。

 

6.副産物も考慮する

 グランデフェス、レジェンドフェスでは新規実装のキャラ、召喚石以外も2~3個ほど既存のリミテッド武器がピックアップする。この時すでに持っている、これ以上いらない武器の時は回さないということも考えられる。逆に2019年年末のグランデフェスでは、新キャラのシャレムが加入するバブ・エル・マンデブと既存のリミテッド武器であるエデンと虚無ノ哭風がピックアップされた。バブ・エル・マンデブ、虚無ノ哭風は編成に2本ほど入り、エデンなら最高で5~6本入る武器であり、これらが揃ってなければ非常に副産物のおいしいフェスであった。もちろんピックアップが仕事をしないこともあるが意識はしておきたい。

 

7.筆者おすすめの天井まで回すガチャ

 結論から述べると年末年始のレジェフェス、グランデフェスのどちらかあるいは両方と3月のグランデフェス、8月のグランデフェスの3か4つ。理由は4で述べた無料10連期間と被るため。特にガチャピンのルーレット期間は積極的に狙っていきたい。

 ただしこれだとレジェンドフェスでの天井の回数が少なくなり、レジェンドフェスでの副産物が期待できなくなる。少し前まではグランデフェスのほうが副産物としての武器が優秀であったが、現在はアーク、スカイエース、ウンハイル、一期一振などレジェンドフェスでの副産物も優秀なものが多い。さらに上記以外のハロウィン、バレンタインキャラで天井する場合もグランデフェスと被ることが多い。

 そこでスキン課金や古戦場での石回収を頑張っているユーザーなら、もっていない十二神将の復刻時、8月末の水着ピックアップのレジェンドフェス時などにレジェンドフェスの天井を狙うのが良いだろう。

 逆にこれらの天井におすすめの期間に近いバレンタインやハロウィンのキャラはリンクス交換チケットを切ることを考えておいたほうがいいだろう。

 

おわりに

 本記事では筆者が普段長期的に考えていつガチャを回すか、このガチャは回すべきかなどと考えていることを簡潔に文章にしてまとめた。次回以降サービス開始以来続いているSSRの追加により、天文学的に低くなった目当てのSSRの1本釣りがどのように改善していくかなどについて考察していきたい。

 

最終更新 2020年1月28日18時40分

*1:1回につき現金なら300円、ゲーム内配布アイテムでも回せる

*2:現金、ゲーム内配布の石、チケット(一部除く)で300回回すと開催中のガチャの運営が設定したラインナップから好きなものを1つ選んで取得できる

*3:ガラケー時代ソシャゲで流行ったガチャのシステム、複数の指定カード、キャラをガチャで引きコンプリートすることで目玉キャラなどを取得できる

*4:かつて72万の女、今は9万、スタダ、限定サプなら3000円の女 実装は2016年年始と比較的古参のキャラだが、最終上限解放により2020年現在もいまだ風パの一線と風パ以外のルシファーhardにおけるポースポロス顔面受けで活躍している

*5:いまだにジェネシスシリーズの召喚石などはピックアップはあるものの天井で交換はできず、シェロカルテの特別交換券という無課金、微課金では長くやって1か2枚とれるかというものでしか確実に入手できない

*6:筆者は春田康一プロデューサー時代からグランブルーファンタジーをプレイしているが、夜中3時に予告にならない予告で始まり失敗するディフェンドオーダー、勝手に組み分けされ対抗陣営にタコ殴りにされた旧アーカルムの転生、テレーズの足〇キ事件、アンチラ事件、ハレゼナ事件、コルワ事件などから他のプレイヤーと同じく、プロデューサーというよりはエンターテイナーではないかというのが総評である